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家出少女
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家出掲示板
「透明家出少女」なんてタイトルの小説でも書けるかな?と思ったレイコとの出会いだった。
家出少女が集う掲示板に、レイコは泊め男を募集する書き込みを行っていた。20歳の女子大生と言うことであり、特に理由もなく「今晩誰か泊めて〜」と書き込んでいた。プロフ画像も何もなく、得体の知れない存在ではあった。
ちょうど僕の家はレイコを拾える距離だったので、とりあえず声をかけてみた・・・が、返事はなかった。本人がやめたのか、他の男性に拾われたのかはわからないが、返事無しはこの手の掲示板では日常茶飯事。僕も縁がなかったものと割り切って、次の標的に向かっていた。
だが、それから2週間後、再びレイコは泊め男募集をしていた。自称家出少女のリピートは珍しい事ではなく、素人のデリヘル嬢みたいになっているような子もいる。しかし、レイコはお金のことを匂わせることもなく、普通にまたもや「今晩誰か泊めて〜」と書き込んでいた。
この子、前も募集していたよな?と思いながらも、再び声をかけてみたのだが、やっぱり返事はなかった。
そんなこんなで、こんな流れが半年間続いた。レイコはほぼ2週間ごとに泊め男を募集しており、僕はそのたびに声をかけては返事が来ない連続だった。お金目当てなら金額交渉くらいはしてくるはずである。それもなくて返事無しだ。
そうすると、僕も何だか意地になってきた。絶対にレイコを拾ってやる!と彼女の書き込みがあると必死にアピールをした。顔も素性もよくわからない相手に、僕はなぜだか入れあげてきた。
やがて、この子は本当に存在するのか?と思い始めた。だいたい、2週間に1度家出する女子大生って何なのだろう?レイコは本体の無い透明な存在なのではないか?などと考え始めていた。
だが、最終的にはレイコと会えたのだ。最初の書き込みから半年後のことだ。初めて会ったレイコは可も不可もない普通の女の子であり、約束通り僕は彼女を泊めることができた。半年間、レイコを口説き続けた成果がやっと出たのだ。
そこで、僕はレイコに「会えるまで半年かかったね」と話しかけてみた。すると、レイコは首をかしげながら
「なんのこと?今日切羽詰まって初めてあそこに書き込んだんだけど?」とのことだった。
僕がこれまでアタックしていたレイコは本当に存在したのだろうか?
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