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デート援
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ある地下アイドルグループの話なのだが、彼女たちはデートチケットを販売している。もちろん、握手券やチェキ券のように表立って販売をしているわけではなくて、握手券をある数だけまとめ買いをした場合、それはデートチケットと認定されると言う裏の仕組みなのである。僕もその仕組みは知っていた。
当然、僕も彼女たちのライブは皆勤賞であり、推しの子がいる。そして、毎回のように推しとの握手券を購入してわずかな時間でトークを楽しませてもらっている。毎回なので向こうもこちらのことを覚えてくれていて挨拶さえしてくれる。熱烈なファンの1人と言っていい。
だから、この子とデートができたら最高だろうなと思う。デートチケット認定にはン万円もの額が必要ではあるが、憧れのアイドルとのデートがそれで可能ならば安い買い物ではないだろうか。
ただ、僕はそこまでは踏み切れなかった。アイドルはアイドルである。自分のプライベートにまで引きずり込んではいけないと言う自制心が働いたのだ。売り上げの何パーセントかが彼女たちにバックされるので、これは立派なデート援だ。アイドルにデート援させるのはさすがにまずいのではないかと思った。
しかし、僕のヲタ友が別の女の子とデート援を実現させてしまったのである。オフの日に一緒に食事をしただけだったけどね、と彼は笑っていたが、それがとてつもなくうらやましかったことは事実だ。
彼の話に触発された僕は、彼女に「デートチケット購入してもいい?」とお伺いは立てて、OKはもらっていた。本人から了承は得ているし、お金は彼女の懐にもバックされるし、何より僕が満たされるし、ここに何の戸惑いがあるのだろう?ただし、僕は越えてはならない一線を感じてしまって結局は躊躇してしまったのである。
その後、彼女は引退した。もともと、リアルにカレシがいたそうなのである。そのカレシとの間に子供ができてしまっての引退だった。それに関しては、彼女たちのプライベートなので仕方がないところだ。でも、それならば、商売とは言え一度くらいデート援しておけばよかったかな、と思ったのも事実である。
そんな話をヲタ友にしたところ「ああ、でもあの子、プライベートではつまらない子だったよ」と一刀両断されてしまった。お前があの子とデート援してたんかい!
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